事例

Adobe Marketo Engageの運用環境を整え、実施施策件数を倍増

ビジネス形態
BtoC
業種
製造業
部門
マーケティング
規模
100名未満
導入前の課題
Adobe Marketo Engage(以下Marketo)運用に関するリソース不足のため、思い描くマーケティング施策が実現できていなかった
成果
実行に至ったマーケティング施策数が倍増した
利用サービス

クライアントの課題

既存ユーザーに向けたアップセル施策

クライアントはtoCの既存ユーザーに向けて、アップセル施策を考えていました。Marketoの実装と運用を弊社とは別の企業にアウトソーシングして1年ほど運用していましたが、リソース不足により新しい施策を実行できていませんでした。また、データ取得の仕組みが整備されていなかったため、アナリストによる分析ができていませんでした。

解決⽅法

施策を実行すると共にデータ基盤を整備

クライアントと紹介してくれたパートナーと連携し、マーケティングの計画作りから一緒におこない、施策に落とし込みました。Marketoの運用を代行すると共に、データを収集するためのしくみ作りをおこない、アナリストが分析できる環境を整えました。

具体施策

マーケティング計画から運用までをおこない、施策のスピードを早める

1)定例ミーティングを実施しながらマーケティング計画を策定

クライアントとパートナーと弊社で週一回の打ち合わせを実施し、マーケティングの計画作りからおこないました。既存ユーザーのステージ管理から始まり、アップセルに必要な施策作りを協働しました。

2)Marketoによる施策のトータルサポート

休眠顧客を掘り起こすため、休眠の判別ルールを作成し、専用のメールを配信しました。さらに、新製品ページの閲覧状況を利用したシナリオを作成し、ステップメールの配信をおこないました。 コンサルタントとオペレーターによる5名体制のチームで、施策の企画からメール配信設定までをトータルサポートしました。

3)分析をおこなうために必要なデータを取得するためのしくみ作り

ユーザーの振り分けやデータ連携の設計、Marketoでの実装をおこない、データをエクスポートしてアナリストが分析できるしくみを作りました。これにより、データをもとにした施策の改善が可能となりました。

結果

マーケティング施策の実行数が倍増

お客様とコミュニケーションを重ねて、マーケティングの計画作りから実行までを迅速におこないました。依頼を待つだけではなく積極的に提案した結果、マーケティング施策の実行数が倍増しました。

担当コンサルタントの声

今回のクライアントは、グローバルなBtoC企業で多くの顧客を抱えていました。多くの顧客データを活かすためにMarketoやデータ連携の仕組みについて弊社が解説し、クライアントとパートナーと連携しながらプロジェクトを進めました。マーケティング施策の土台となるデータが無い場合、分析や施策を諦めてしまう企業がたくさんいます。私たちは、デジタルマーケティングのプロフェッショナルとして、すでにあるデータをもとに、可能な施策を積極的にご提案しています。

砂 智久

執行役員

砂 智久

マーケティング戦略策定

2000年からWebマーケティング、リードナーチャリングの支援に従事。ネットサービスの立ち上げやデータベースマーケティングのアウトソース、BtoB大規模サイトの運営などを経験。パワー・インタラクティブ入社後は、Marketo支援、マーケティング代行などのサービス開発を推進。

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