事例

グループ複数社におけるAdobe Marketo Engageの安定的運用体制を実現

ビジネス形態
BtoC
業種
サービス
部門
マーケティング
規模
100名未満
導入前の課題
本部でAdobe Marketo Engage(以下Marketo)導入後、グループ各社でMarketo展開する際の担当者の教育および設定チェックを行う人員不足。
成果
Marketoによる大きな事故はなく、グループ各社が積極的に施策を実行できる体制を実現
利用サービス

クライアントの課題

Marketoのグループ会社での安全な運用管理体制の構築

本部でMarketo導入後、5つのグループ会社でMarketoの運用を始めます。当初、本部のデジタルマーケティング担当マネジャーが、各グループ会社のMarketo運用管理を行う予定でしたが、データの制約が多いため業務量が多くなり、「安全な運用」が難しくなっていました。

解決⽅法

Marketoの運用フロー体制の構築とMarketo施策の型化

標準的な業務フローを整理し、Marketoの安定的かつ安全な運用フロー体制を構築しました。また、各グループ会社で共通して使える購買促進シナリオを作成し、Marketoで施策を実行するための型化を進めました。

具体施策

Marketo運用サポート事務局を設置、プログラムチェックや質疑応答、14の施策をパターン化

パワー・インタラクティブではコンサルタント2名+運用担当者3名の計5名により、Marketo運用サポート事務局を設置。使い方のトレーニングに加え、各グループ会社が設定したプログラムのチェックや承認作業、操作に関する質疑応答に対応しています。 また、「EC販売」「会員獲得時のフォロー」「休眠顧客向け」など、共通して利用できるシナリオを14パターン作成しました。

結果

Marketoの事故率ほぼゼロの運用を実現

各グループ会社が設定した施策をMarketoで実行するまでの過程に、パワー・インタラクティブの確認・承認フローを挟むことにより、日々安全に運用する体制が実現しました。年に800件以上のプログラムを稼働させていますが、事故率は0.62%と、ほぼゼロの運用となっています。

担当コンサルタントの声

グループ会社によってそれぞれMarketoの利用方法、施策も異なるため、完全に業務を定型化することは出来ません。そんな中で事故を起こさない体制を構築し、運用していくのは、かなりハードルの高い案件でした。グループ会社の方に実施したアンケートでは、低い事故率をキープして運用できていること、会社ごとにMarketoの理解度が異なる中、分かりやすく質問対応を行っていることを評価いただいています。

山田 俊也

マーケティングコンサルタント

山田 俊也

マーケティング戦略策定

BtoB企業を中心に、マーケティング戦略設計から施策の実行までサポート。Marketo Engageを使ったコンサルティングの実績を多く持つ。
社外に向けた無料・有料セミナーの企画、講師も担当。のべ50回以上の登壇実績。Adobe社が提供するMarketo Core Concepts Ⅱの講師を勤める。
育児のための長期休暇を取得、仕事復帰後は子育て奮闘中。

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