お客様の笑顔のために事前準備は厭わない。
記憶に残るコンサルが信条。

山田 俊也
Yamada Toshiya

東京コンサルティングティング事業部
マーケティングコンサルタント


休日はフットサルで汗を流す。趣味は白湯を飲むこと。

これまでの経歴と入社を決めたきっかけを教えてください。

大学で情報系を専攻していたので、新卒でシステム系の会社に入りました。その会社ではSEの資格を取得するために休日も勉強しなければいけなかったのですが、勉強するモチベーションが全く上がらず、「自分は向いていない」と気付きます。
しばらくして、結婚式の余興が楽しかったという単純な理由で、イベント会社に転職しました。BtoB企業向けの展示会を企画する会社で、私は展示会・セミナーで獲得したお客様のデータをマーケティングで活用するための部署に所属していました。そこでマーケティングの経験を積む中で、少しずつBtoBマーケティングに興味を持ちはじめ、もっと集中的にやりたいと思い転職を決意したんです。
転職活動中は、WEBマーケティングのコンサルティング会社を探していました。パワー・インタラクティブを知ったのは、BtoBマーケティングの情報収集の一環として偶然参加していたセミナーがきっかけです。探していたWEBマーケティングのコンサルティング会社であったこと、そしてセミナーが好感触であったことから、入社を決めました。

マーケティングコンサルタントとはどんな仕事ですか。

お客様の困っていることを聞き、解決策を考え、共に実行していくという仕事です。その解決策が現在はマーケティングオートメーションだったり、コンテンツを作ることだったり、サイトリニューアルだったりと多岐に渡ります。私はマーケティングオートメーションの案件に関わることが多いです。

マーケティングコンサルタントにはどんな能力が必要ですか。

まず、「ヒアリングする能力」が必要だと思います。お客様のやりたいことを聞くだけでなく、やりたいことの“背景”までしっかりと聞いた上で、実現方法を考えないといけません。
次に必要なのは、「新しいことにポジティブに向き合える力」です。新しい技術が次々と出てきたり、概念がガラリと変わったりするのが当たり前の業界なので、そういうものにポジティブに向き合えることが大切だと思います。
最後に、「お客様をその気にさせる能力」も必要です。あくまで実行するのはお客様なので、マーケティングコンサルタントとしては、提案した施策をいかに「実施してもらうか」が重要になってきます。

仕事中に工夫していることは何ですか。

提案した施策をお客様にきちんと実施してもらえるよう、アプローチを工夫するようにしています。
というのも、ディスカッションをして施策を決め、お客様が実行した結果が上手くいけばうれしいのですが、たまに歯がゆいことがあるんですよね。例えば提案した施策を実施してもらえなかったり、きちんと意図を伝えきれていなくて、提案した内容とは違う施策をお客様が実行してしまい、成果が出なかったりするのです。
提案通りの施策を実行してもらうためには、「何のためにやっているのか」をお客様にしっかり理解してもらうしかありません。それだけでなく、施策を実行するためのモチベーションを上げてもらうため、担当者が社内で褒めてもらえたり、認めてもらえたりするような状況を意識的に作ったりもします。

山田さんから見た、パワー・インタラクティブの魅力は何ですか?

BtoB・BtoC、大企業からスタートアップまで、幅広い会社の担当者と仕事ができることです。また、希望を出せば受け入れてくれるところも魅力的ですね。私は自社のマーケティングをやりたいとリクエストして、担当しています。

自社のマーケティングでは具体的にどういった業務を担当していますか?

自社ではマーケティングオートメーションである「Marketo(マルケト)」を導入しているので、コンサルタントとして培った「Marketo」のノウハウを自社のマーケティングに生かしたり、実際に「Marketo」の設定を行ったり、施策を自分で設定したりしてきました。今は会社として必要となるコンテンツを精査して、作るところを担当しています。

なぜ自社のマーケティングを希望したのですか?

今まで、マーケティングコンサルタントとして担当してきたお客様になかなか施策を実行してもらえないケースが多くて、「なぜ実行できないのか」を知りたいと思っていました。同時に、『同じ“実行する立場”に立てば理由を知れるのではないか』とも思っていたのです。
私は、理想論を言うだけのコンサルタントにはなりたくありません。自社のマーケティングを通して成功も失敗も経験し、さまざまな実体験を積むことで、お客様へ現実的なお話ができるのではないかと思い、自社のマーケティングを担当したいと希望しました。

今後の展望を教えてください。

自社のマーケティングを通じて得た成功例や失敗例、チャレンジ内容などをお客様に共有していきたいです。例えば、マーケティングオートメーションであればコンテンツをしっかり作らなければいけないし、BI(ビジネス インテリジェンス)では数字入力を徹底しなければいけないなど、ツールの活用には泥臭い作業が必要です。そこはお客様も困る点だと思うので自社で徹底して、必要な場面で適切なアドバイスができるようになりたいです。

山田さんはどんな人と一緒に働きたいですか。

粘り強い人と一緒に働きたいですね。コンサルタントは、お客様の相談に乗る華やかな業務だけでなく、アドバイスをするために下調べをしたり、数字を読み解いたりしなければいけません。そういった外からは見えにくい下準備や業務がしっかりできることは大切です。
この業界は新しい技術が次々と出てくるし、お客様にも志の高い人が多いので、日々勉強しないとついていけません。そういう面でも粘り強さが必要になると感じています。

おすすめの本

・『THE MODEL』福田康隆、翔泳社

マーケティングの仕組み化を理解することができる。 Marketoを使っていない人にもおすすめの本。様々なマーケティング施策を、ライフサイクルという考え方を用いることで、整理することができた。

・『事例でわかる!実戦BtoBマーケティング』佐藤義典、日本能率協会マネジメントセンター

BtoBマーケティングにおいて、基本的だが重要なことを勉強できる。この業界に入って読んだ最初の本。今でもたまに振り返って読み返すことがあり、その度に新しい発見がある。

・『事例広告・導入事例バイブル』村中明彦、日経BP

事例コンテンツを作る上で、詳細な情報が幅広くカバーされている。興味の引くキャッチフレーズや、わかりやすい文章の書き方なども紹介されており、事例制作以外にも活かせる。

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